2012-05-01
旭日旗
2012-05-01
靖国神社と菊紋章
2012-04-29
2008.6.16
森田実の言わねばならぬ
平和・自立・調和の日本をつくるために[404]
矢野絢也元公明党委員長の証言を聞いて《1》――「矢野証言」にみる日本の政治の驚くべき頽廃。人権侵害を平然と行う人々が加わっている自公連立政権に政治はまかせられない
「善がなければ人間はうるさくて有害劣悪な動物にすぎない」(フランシス・ベーコン)
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6月12日(木)に石井一民主党参議院議員(民主党副代表、元自治大臣)の事務所から6月13日朝の「矢野絢也さんより話を聞く会」の案内状をいただいたので、当日朝8時半少し前に会場の衆議院第一議員会館第一会議室に行ってみると、国会議員と新聞記者、テレビ関係者、海外記者などであふれていた。
矢野絢也元公明党委員長の両隣には菅直人民主党代表代行と亀井静香国民新党代表代行が座っていた。進行役は、自見庄三郎参議院議員(国民新党副代表)が前半を務め、後半は一川保夫民主党参議院議員が務めた。 会場に入るとき、資料集をいただいた。1枚目に、矢野氏が5月12日に記者会見したときの「訴訟について(会見要旨)」があった。矢野氏が創価学会関係者を告訴した事情が記されている。以下に引用する。
《訴状にありますように、この3年、創価学会および関係者による私への評論家活動の中止の強要、学会会合、聖教新聞などでの誹謗中傷、私の30年以上の手帳、資料の無理やりの持ち去り、家宅捜索、さらに威迫を伴った巨額の寄付強要などがありました。
また氏名、身元不詳のグループによる、私及び家族などへの連日の監視、執拗な尾行があり、身の危険を感じることも多々ありました。
このような行為の一部は私以外の人に対してもあるようです。
会員から多額の寄付を半ば強制的に集めている、という噂も仄聞しいています。
私は長年、衆議院議員として、基本的人権の擁護のために微力ながら尽力してきました。
その立場にあった私がこのような行為を黙視、放置するのは、責任放棄であり、人権蹂躙行為を阻止することが自らに課せられた責任だと思い訴訟に踏み切りました。
全力で勝訴を目指して戦う決意です。
なお、私たち家族7名(矢野夫妻、息子清城夫妻、その娘3人)は、5月1日到着の書面にて、学会に退会届を提出して、学会を退会いたしました。
学会及び会員には選挙などで議員在職中、お世話になったと感謝しています。しかし、私は支持者の期待に答え、平和と福祉など政治の刷新の為に貢献してきた、といういささかの自負もあります。また学会からの多くの相談に対応し、学会を守るため、問題解決に誠実に貢献してきました。
今、私が思うことは間違ったことに唯々諾々と服従をしたり、泣き寝入りをすることは、恩返しではないということです。一連の反社会的な行為を社会に明らかにし、阻止するため、このような訴訟をすることも、支持してくださった人々や社会へのご恩返しだと思っています。
具体的なことは今後の裁判で明らかにしてまいります。》
この日、矢野氏は恐るべき事実を語った。
6月14日の朝刊各紙のうち、6月13日に野党の国会議員有志が主催した「矢野絢也さんより話を聞く会」を取り扱った新聞は、朝日、読売、産経の3紙だった。毎日、日経、東京は(6月14日朝刊では)報道しなかった。どうしたことか。調査が必要かもしれない。
朝日と読売は、矢野氏の「(国会に)参考人や証人として呼んでいただけるなら喜んで出させていただく」(朝日)、「公憤で提訴した。(国会に参考人招致されれば)喜んで応じる」(読売)との発言を中心に報道した(たしかに矢野氏が国会で証言すれば、自公連立政権は窮地に陥るであろう)。
これに対して産経新聞は5面(総合)で、矢野発言を他紙よりも詳しく報道している。以下、矢野発言の部分を引用する。
《矢野氏は、平成5、6年に月刊誌「文芸春秋」に連載した記事をめぐり、「17年になって、創価学会から機関紙などで中傷されたり、言論活動中止や莫大な寄付を強要された。あえて『身元不明者から』というが、私への尾行監視がある」と説明した。
さらに「世界的にも宗教が政治を揺さぶっている。宗教側の政治介入が政教一致になるかどうか議論されるべきだ」と指摘。「公明党書記長の時には学会を守ろうと大きな声では言えないようなこともした。やりすぎじゃなかったかなと思う」と述べた。
また「学会の会館は非課税で建てている。選挙時に(公明党が)使用したが、私のころには対価を払ったことはない。政教一致かどうかは議論したらいい」とも語った。「選挙前に学会員が住民票を異動しているのではないか」との質問には「指示したことはなく実態を見たこともない」と否定した。》(6月14日付け産経新聞朝刊)
与野党の国会議員に要請したい――矢野氏が国会において証言することができるよう努力することを。自公連立政権の一翼を担っている公明党とその強力な支持団体に関することである。看過してはならない事柄である。解明されなければならない。
森田実の言わねばならぬ
平和・自立・調和の日本をつくるために[404]
矢野絢也元公明党委員長の証言を聞いて《1》――「矢野証言」にみる日本の政治の驚くべき頽廃。人権侵害を平然と行う人々が加わっている自公連立政権に政治はまかせられない
「善がなければ人間はうるさくて有害劣悪な動物にすぎない」(フランシス・ベーコン)
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6月12日(木)に石井一民主党参議院議員(民主党副代表、元自治大臣)の事務所から6月13日朝の「矢野絢也さんより話を聞く会」の案内状をいただいたので、当日朝8時半少し前に会場の衆議院第一議員会館第一会議室に行ってみると、国会議員と新聞記者、テレビ関係者、海外記者などであふれていた。
矢野絢也元公明党委員長の両隣には菅直人民主党代表代行と亀井静香国民新党代表代行が座っていた。進行役は、自見庄三郎参議院議員(国民新党副代表)が前半を務め、後半は一川保夫民主党参議院議員が務めた。 会場に入るとき、資料集をいただいた。1枚目に、矢野氏が5月12日に記者会見したときの「訴訟について(会見要旨)」があった。矢野氏が創価学会関係者を告訴した事情が記されている。以下に引用する。
《訴状にありますように、この3年、創価学会および関係者による私への評論家活動の中止の強要、学会会合、聖教新聞などでの誹謗中傷、私の30年以上の手帳、資料の無理やりの持ち去り、家宅捜索、さらに威迫を伴った巨額の寄付強要などがありました。
また氏名、身元不詳のグループによる、私及び家族などへの連日の監視、執拗な尾行があり、身の危険を感じることも多々ありました。
このような行為の一部は私以外の人に対してもあるようです。
会員から多額の寄付を半ば強制的に集めている、という噂も仄聞しいています。
私は長年、衆議院議員として、基本的人権の擁護のために微力ながら尽力してきました。
その立場にあった私がこのような行為を黙視、放置するのは、責任放棄であり、人権蹂躙行為を阻止することが自らに課せられた責任だと思い訴訟に踏み切りました。
全力で勝訴を目指して戦う決意です。
なお、私たち家族7名(矢野夫妻、息子清城夫妻、その娘3人)は、5月1日到着の書面にて、学会に退会届を提出して、学会を退会いたしました。
学会及び会員には選挙などで議員在職中、お世話になったと感謝しています。しかし、私は支持者の期待に答え、平和と福祉など政治の刷新の為に貢献してきた、といういささかの自負もあります。また学会からの多くの相談に対応し、学会を守るため、問題解決に誠実に貢献してきました。
今、私が思うことは間違ったことに唯々諾々と服従をしたり、泣き寝入りをすることは、恩返しではないということです。一連の反社会的な行為を社会に明らかにし、阻止するため、このような訴訟をすることも、支持してくださった人々や社会へのご恩返しだと思っています。
具体的なことは今後の裁判で明らかにしてまいります。》
この日、矢野氏は恐るべき事実を語った。
6月14日の朝刊各紙のうち、6月13日に野党の国会議員有志が主催した「矢野絢也さんより話を聞く会」を取り扱った新聞は、朝日、読売、産経の3紙だった。毎日、日経、東京は(6月14日朝刊では)報道しなかった。どうしたことか。調査が必要かもしれない。
朝日と読売は、矢野氏の「(国会に)参考人や証人として呼んでいただけるなら喜んで出させていただく」(朝日)、「公憤で提訴した。(国会に参考人招致されれば)喜んで応じる」(読売)との発言を中心に報道した(たしかに矢野氏が国会で証言すれば、自公連立政権は窮地に陥るであろう)。
これに対して産経新聞は5面(総合)で、矢野発言を他紙よりも詳しく報道している。以下、矢野発言の部分を引用する。
《矢野氏は、平成5、6年に月刊誌「文芸春秋」に連載した記事をめぐり、「17年になって、創価学会から機関紙などで中傷されたり、言論活動中止や莫大な寄付を強要された。あえて『身元不明者から』というが、私への尾行監視がある」と説明した。
さらに「世界的にも宗教が政治を揺さぶっている。宗教側の政治介入が政教一致になるかどうか議論されるべきだ」と指摘。「公明党書記長の時には学会を守ろうと大きな声では言えないようなこともした。やりすぎじゃなかったかなと思う」と述べた。
また「学会の会館は非課税で建てている。選挙時に(公明党が)使用したが、私のころには対価を払ったことはない。政教一致かどうかは議論したらいい」とも語った。「選挙前に学会員が住民票を異動しているのではないか」との質問には「指示したことはなく実態を見たこともない」と否定した。》(6月14日付け産経新聞朝刊)
与野党の国会議員に要請したい――矢野氏が国会において証言することができるよう努力することを。自公連立政権の一翼を担っている公明党とその強力な支持団体に関することである。看過してはならない事柄である。解明されなければならない。

